Author Archives: admin_toyobihaku

令和6年度4・5月に開催する「光庭」イベントのほか、
「びはく講座」(5~8月)の開催をお知らせします。

詳細はこちらから

令和5年度びはく講座(令和6年3月開催分)

申し込みは2月6日(火)から各回の前日までです。
各回の申し込みページ(あいち電子申請・届出システム)よりそれぞれお申し込みください。

第3回「発掘調査から読み解く吉田城の石垣」
 日付:3/9(土)  講師:中川永 (当館学芸員)
 申し込みページ→びはく講座3

第4回「ブルターニュの文化と美術」
 日付:3/16(土)  講師:田中竜也(当館学芸員)
 申し込みページ→びはく講座4

第5回「豊橋市の野球場」
 日付:3/17(日)  講師:高橋洋充(当館副館長)
 申し込みページ→びはく講座5

第6回「漬物と歴史―女性雑誌の付録をきっかけとして―」
 日付:3/24(日)  講師:松下佐知子 (当館学芸員)
 申し込みページ→びはく講座6

第7回「大正・昭和の陸軍と豊橋」
 日付:3/30(土)  講師:三世善德(当館主任学芸員)
 申し込みページ→びはく講座7

第8回「吉田藩主大河内松平家の歴史と文化」
 日付:3/31(日)  講師:久住祐一郎 (当館主任学芸員)
 申し込みページ→びはく講座8

【共通項目】
時間:14:00~15:00
会場:美術博物館 講義室
定員:50名(申込順)
料金:100円(現金のみ)

老朽化による大規模改修工事のため、令和4年6月から令和6年2月まで長期休館していた美術博物館が、3月1日にリニューアルオープンします。フランス絵画を紹介する記念展「ブルターニュの光と風」をはじめ、リニューアルイベントとして館内ツアーや各種講座など盛りだくさんの内容で皆さまをお待ちしています。

つなぐミュージアム

このたびの再始動にあたり、当館は、めざす姿として「つなぐミュージアム」を掲げ、3つの方向性に沿って博物館活動を進めていきます。そして、地域の文化拠点として人々の心を豊かに育み、人づくり・まちづくりに貢献する博物館をめざしてまいります。

  • 「人と時をつなぐ」 ・・・・・・ 地域文化を守り、活かし、継承する活動を行います
  • 「人と文化をつなぐ」・・・・・・ 文化・教育活動を推進し、豊かな社会の創造に努めます
  • 「人と人をつなぐ」 ・・・・・・ 文化の魅力を発信し、市民が誇れるまちづくりに参画します

展示・保存環境や施設の利便性が向上! 新たなスポットも誕生しました!

①エントランス玄関ホールにエレベーターを設置。車イスやベビーカーも館内の移動がスムーズになりました。
②光庭館内中庭の彫刻展示を一新、国島征二の手がけた「光庭(ひかりにわ)」を公開します。
③展示室天井、床、壁を改修した他、照明機器を取り替え、照度や色を細かく調整できるようになりました。
④空調と自動扉老朽化した空調設備を入れ替えたほか、展示室入口に自動扉を設置。温湿度を一定に保ち、作品や資料に対する保全機能を高めました。
⑤授乳室とキッズスペース授乳室やキッズスペース(国際ソロプチミスト豊橋寄贈)を新設。お子さまと一緒にお過ごしいただけます。
⑥ミュージアムショップミュージアムショップを充実。図録や絵ハガキに加え、美術博物館の新しいロゴマークを用いたオリジナルグッズなどを販売します。

地域の歴史文化を紹介する「とよはしの歴史」を新設!(2階展示室)

  • 先史から現代に至る豊橋の歴史を18 のテーマに沿って紹介。通史的に学ぶことができます。
  • ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」によって、スマートフォンから資料解説を見聞きできるようになります。(全館Wi-Fi 完備/アプリのダウンロードが必要です)
  • その他、収蔵資料のデータベースをリニューアルオープンにあわせて公開します。

館内マップ

延床面積 1階:3,632.75 ㎡ 2階:1,759.39 ㎡ 計:5,392.14 ㎡

リニューアルオープン記念展
ブルターニュの光と風 画家が憧れたフランスの異郷

ブーダン、セリュジエ、ゴーギャン、ドニらによる名品65点

フランス北西部のブルターニュ地方は、英仏海峡と大西洋に面した半島に位置し、独自の文化を築いてきました。本展では、同地西端にあるカンペール美術館のコレクションを中心に、ブルターニュの風土や人々を描いた近現代の絵画を紹介します。

  • 期間:2024年3月1日(金)~4月7日(日)(会期中無休)
  • 場所:豊橋市美術博物館
  • 観覧料:一般 1,200(1,000)円/小中高生 600(400)円 ※( )内は前売または20名以上の団体料金

リニューアルイベント

  • ★印のイベントは、事前申込みが必要です。以下に申込表記のないものは、2月6日(火)より当館ホームページまたは電話(0532-51-2882)でお申込みください。
  • 会場の表記がない催しは1階講義室で開催します。
  • 参加料の表記がない催しは無料です。

★びはく講座

  • 料金/各100円(資料代)
  • 定員/各50名
  • 会場/1F講義室
  • 申込/事前申込みが必要です。2月6日(火) より、当館ホームページまたは電話(0532-51-2882)でお申込みください。
3月9日(土)14:00「発掘調査から読み解く吉田城の石垣」中川永(当館学芸員)
3月16日(土)14:00「ブルターニュの文化と美術」田中竜也(当館学芸員)
3月17日(日)14:00「豊橋市の野球場」高橋洋充(当館学芸員/副館長)
3月24日(日)14:00「漬物と歴史」松下佐知子(当館学芸員/会計年度任用職員)
3月30日(土)14:00「大正・昭和の陸軍と豊橋」三世善德(当館学芸員/元副館長)
3月31日(日)14:00「吉田藩主大河内松平家の歴史と文化」当館主任学芸員
3月2日(土)
①11:00/14:00
②11:30/14:30
① 館長による館内ツアー(1F無料エリア)
②「とよはしの歴史」学芸員リレートーク(2F展示室)
※①の終了後②を開始します。②の開始時間はおおよその目安です。4月6日にも同じ内容のトークを行います。
3月3日(日)
14:00
「ブルターニュの光と風」記念講演会
千足伸行氏(同展監修者・広島県立美術館館長)
3月7日(木)
14:00
「ブルターニュの光と風」展示解説
田中竜也(当館担当学芸員) 
参加費/観覧料必要
3月8日(金)
10:00 / 11:00
豊橋創造大学連携事業「SOZOおはなしひろば ステンドアートシアター」
加藤克俊氏(豊橋創造大学短期大学部 准教授)
対象/未就学児と保護者 定員/各回15組30名程度
3月10日(日)
13:30
「ブルターニュの光と風」ワークショップ
「水彩画にチャレンジ!~ブルターニュの風景を描こう」
内田新哉氏(イラストレーター)

申込/定員に達したため受付終了
3月18日(月)
①10:30 ②14:00
対話型アートプログラム
「アートリップの実践と事例報告」
林容子氏(一般社団法人アーツアライブ代表理事)
①対話型アートプログラム アートリップ
対象/認知症の方や高齢者とその家族 定員/10名
②講演会「アート× 認知症× 美術館」
対象/中学生以上 定員/30 名
3月20日(水祝)
11:00 / 14:00
「“光庭” へようこそー手でみる国島征二の彫刻」(中庭)
定員/各回15名程度(先着順)
3月20日(水祝)
15:00
「ブルターニュの光と風」コンサート(玄関ホール)
演奏/アンサンブル クレール(女声合唱)
3月31日(日)
14:00
「ブルターニュの光と風」展示解説(1F展示室)
田中竜也(当館担当学芸員) 
参加費/観覧料必要
4月6日(土)
①11:00/14:00
② 11:30/14:30
③13:00
① 館長による館内ツアー(1F無料エリア)
②「とよはしの歴史」学芸員リレートーク(2F展示室)
※①の終了後、②を開始します。②の開始時間はおおよその目安です。内容は3/2のトークと同一です。
③「ブルターニュの光と風」コンサート(北庭エリア)
演奏/豊橋交響楽団
4月27日(土)
14:00
光庭クロストーク「国島征二をめぐって」(中庭)
木本文平(碧南市藤井達吉現代美術館館長)/井上昇治(WEBメディア主宰)/今泉岳大(岡崎市美術博物館学芸員)
定員/50名(先着順)

新しくなったロゴマーク

リニューアルオープンにあたり、ロゴマークを一新しました。デザインを行ったのは、豊橋市出身・在住で、自然を主題とした美術やグラフィックを領域とする、味岡伸太郎氏です。3つの球体が結びつく形は、当館のめざす「つなぐミュージアム」を表現しています。

令和5年3月31日に、「豊橋市指定史跡 吉田城址保存活用計画」を策定しました。
本計画は、令和4年3月30日に吉田城址を市の史跡に指定したのに続き、その価値を確実に後世に伝えるための保存管理と、本市を代表する歴史資源としての活用整備の基本方針を示したものです。
計画とその概要版は、下からダウンロードできます。

●豊橋市指定史跡 吉田城址保存活用計画【12MB】
吉田城址保存活用計画【12MB】

●豊橋市指定史跡 吉田城址保存活用計画【概要版】【3.8MB】
吉田城址保存活用計画【概要版】【3.8MB】

受入条件

  1. 大学(大学院を含む)において、博物館実習以外の必要科目(博物館法施行規則第1条の規定に基づく)の単位を修得済ないし修得見込の方。
  2. 実習期間は当館の指定する5日間とし、全日程参加可能な方。実習中の欠席、早退、遅刻は原則として認めません 令和5年度は、2023年8月22日(火)~8月26日(土)の5日間を予定しています。
  3. 歴史・民俗系(博物館運営・博物館教育も含む)を専攻している学生を優先します。
  4. 地元出身者を優先します。

受入内容

  1. 豊橋市美術博物館の指定する場所において、博物館の管理運営、資料の収集・保管・展示・教育・普及等に関する実習を行います。本年度は当館が休館中のため、豊橋市二川宿本陣資料館、豊橋市民俗資料収蔵室で実施予定です。
  2. 定員は10名とし、定員を越える応募があった場合は、下記の受入手順に従って選考します。
  3. 当館の様式による出席簿および修了証書を後日大学へ送付します。

受入手順

  1. 受付期間は、実習実施年度の4月1日〜4月末日とします。
  2. 申込は学生本人が行うものとし、別添の申込書に記入の上、課題レポートを添えて上記の期間内に送付すること。
  3. 申込が定員を越える場合は、受入条件3、4および提出書類によって選考し、選考結果を学生あて送付します。
  4. 内定通知後、大学からの依頼文書の受理をもって正式な受付とします。なお、大学からの正式依頼が無い場合は辞退とみなします。

その他

  1. 実習中の事故等については当館では責任を負いかねます。対物・対人保険を含め、必要と思われる場合は大学もしくは学生があらかじめ加入して実習に臨んでください。
  2. 実習費用・謝礼等は受領しません。
  3. 新型コロナウイルスの感染防止など不測の事由により、実習内容を変更、または中止する場合があります。

提出書類

  • 博物館実習申込書 ※パソコン等での入力を推奨します。
  • 課題レポート「豊橋市の施設で博物館実習を希望する理由」(800字程度) ※パソコン等で作成すること(手書き不可)。
  • 84円切手付返信用封筒(返送先を記入すること・長形3号もしくは洋形長3号)
博物館実習申込書(Word)

送付先

〒440-0801 愛知県豊橋市今橋町3-1 豊橋市美術博物館 博物館実習担当宛

 新年を迎えた1月7日(土)、民俗資料収蔵室で『古多米で「くど・うす」体験をしよう』を開催しました。
 この日は、広報とよはしの募集で参加した27名に加え、多米校区市民館へ募集した参加者もあり、地元の自治会のお手伝いの皆さんなども合わせると、120名を超える大賑わいのイベントになりました。
 「くど」体験と「うす」体験の2グループに分かれて活動が始まりました。写真は、親子で石臼を回し、大豆をすりつぶしている「うす」体験です。回した石臼の間からきな粉が出てくるのを見て、喜びの声を上げていました。


 「くど」体験は、昔ながらの「くど」を使って、お湯を沸かします。本来ならば、全員が竹の筒に息を吹きかけて火の調節をしますが、今年の体験は希望者のみとなりました。
 続いて「餅つき」体験へ。小さな子や女の子は大人がサポートします。
「ここ、真ん中狙って!」とアドバイスをもらいながら真剣についていました。しかし、杵が想像以上に重いので、なかなか狙い通りにはいきません。餅つきの楽しさと難しさを体験しました。

 餅つきが終わると、いよいよお餅をいただきます。自分たちがひいたきな粉をかけたつき立てのお餅の味は格別です。きな粉のほか、あんこや大根おろしなどもあり、お餅に好きなものをのせて、親子でつきたてのお餅を味わいました。

  皆さんのご協力により、とても楽しい一日となりました。ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。

文化財センター企画展示
「再発見!豊橋の遺跡
  -石巻の縄文遺跡・玉川変電所遺跡と採集資料-」

 日 時:2月8日(水)~2月26日(日)
 会 場:豊橋市中央図書館 情報発信コーナー

 玉川変電所遺跡は、川に近い台地上にあり生活に適しているため、縄文時代中期(約5,000年前)から弥生時代前期(約2,400年前)にかけて長い期間にわたり繰り返し利用された場所でした。
 今回の展示では、遺跡発見のきっかけとなった絹村 良 氏(故人)の旧蔵資料を中心に、東日本系の縄文土器や豊富な石鏃などの出土資料と玉川変電所遺跡について紹介します。

とよはし歴史探訪
「考古学セミナー
  -文化財センター”イチオシ”の遺跡と発掘調査-」

 日 時:2月18日(土) 14時~16時(開場13時30分)
 会 場:豊橋市中央図書館 第2学習室
 定 員:66名(当日受付、先着順)
 参加費:100円(資料代)

 弥生時代の神殿跡と考えられる大型の独立棟持柱建物跡が見つかった境松遺跡(牟呂町)ほか、飽海遺跡や玉川変電所遺跡という市内の遺跡について紹介します。


コラボレーション企画

 ー「 掘り出した歴史 - 昔むかしの落としもの 」展 ー 【2/20追記】

 「再発見!豊橋の遺跡」展を開催するにあたり資料をお貸しくださいました裏山文庫さんが、コラボレーション企画として企画展示を開催されます。飯島 正(いいじま まさし)氏旧蔵資料を中心とする展示です。ぜひ足をお運びください。

 日 時:令和5年2月24日(金)・25日(土) 10:00~19:00 
 会 場:裏山文庫(豊橋市南栄町字空池8-100/『呉服の山正山﨑』店舗裏) 
 交 通:豊橋鉄道渥美線「南栄駅」より徒歩3分/『呉服の山正山﨑』駐車場を利用できます
 その他:入場無料
 ◎裏山文庫-instagram

第4回とよはしシンポジウムを、開催します。今年のテーマは「石垣」。石垣解体修理とこれに先立つ発掘調査が進む吉田城址をはじめ、周辺各市の事例を交えながら、近世城郭址における石垣の保存と活用を考えます。

日時:2023年1月28日(土) 13:00開始(開場は12:00)

開場:豊橋市公会堂

その他:聴講無料、定員600名(事前申込不要・当日先着順)

詳細は以下のポスターをご覧ください。

2023豊橋文化シンポジウムポスター

今年度も、石巻古墳ウォーク!を開催します。3か所の古墳をめぐり5枚の「御墳印」を手に入れましょう。簡単勾玉づくり(先着100名)や、キッチンカーも来場。冬の寒さを古墳めぐりでふき飛ばそう!

◆開 催 日  令和5年1月21日(土) 9:30~14:00受付 ※雨天の場合、翌22日(日)に開催

◆見学できる古墳  馬越長火塚古墳群・宮西古墳・権現山古墳群

◆参加費  無料

◆受 付  豊橋市石巻本町字下黒田 県道81号線沿い(下のポスター参照)

◆駐車場  県道81号線沿いにあり 

第3回石巻古墳ウォーク ポスター

12月25日(日)に発掘調査(確認踏査)の現地説明会を開催しました。当日は寒いながらも快晴に恵まれ、450人もの方々が東三河最古の横穴式石室をご覧くださいました。ご参加いただいたみなさまに深く御礼申し上げます。 資料のPDFデータを公開します。下からダウンロードしてご覧ください。 R4 三ツ山古墳 発掘調査現地説明会資料