Author Archives: admin_toyobihaku

 葦毛湿原では、2013 年 1 月から大規模植生回復作業を始め、これまで地上絶滅していた 21 種の貴重な植物のうち、14 種が埋土種子から復活しました。しかしながら、今回、復活した数少ないコオニユリ2株が、残念ながら盗掘されました。
 これまでにもトキソウやハルリンドウ、クロミノニシゴリ等、葦毛湿原にとって貴重な植物が盗掘される被害があり、これらの希少種は生息数が少なく絶滅の危機にあります。

  撮るのは写真だけ、持ち帰るのは思い出だけ。
  希少な生物が絶滅しないように、
   次の世代も見ることができるよう見守ってください。

 ◎葦毛湿原のコオニユリが盗掘被害に【報道発表資料】
 ◎葦毛湿原コオニユリ盗掘【報道発表 添付資料】

 

8月6日(土)に開催した境松遺跡現地説明会の資料をアップしました。下記のリンクからご覧いただけます。

現地説明会資料

 

 美術博物館は、令和4年6月1日から改修整備工事のため休館中ですが、世界情勢の急変による半導体不足などの影響で設備機器等の納期遅延が見込まれる状況となっています。
 こうした納期遅延により改修整備工事に「休止期間」が生じたため、美術博物館の一部を「臨時開館」し、暑い夏に涼を感じられる写真や絵画ほか、様々なテーマにより収蔵品をご観覧いただきます。

1.開館期間
令和4年8月16日から令和4年10月16日まで
(月曜休館。ただし9/19(祝)、10/10(祝)は開館し、翌火曜日を休館)

2.開館時間
午前9時から午後5時まで

3.観覧料
無料

4.おもな展示内容
2階展示室:コレクション展
 ・写真:水越武「森林列島」「ヒマラヤ」の各シリーズ
 ・近世絵画:稲田文笠「夏山漁楽図」、鈴木拳山「岳陽大観図」など
 ・考古資料:「三ツ山古墳出土品」など
 ※1階展示室を利用したワークショップも企画中です。
  詳細は追ってホームページなどでお知らせします。

5.引き続き停止している業務について
 ・資料貸出
 ・資料調査への対応
 ・ギャラリー使用(再開・募集時期は決定しだいホームページでお知らせします)
 ・図録等の現地販売
 ※図録等の販売は、原則通販とさせていただきます。
  図録等のご用意にお時間をいただくため、ご来館での購入を希望される方は、事前に当館 
 (0532-51-2882)までご連絡ください。

 

牟呂坂津地区土地区画整理事業に伴う緊急発掘調査を行っている境松遺跡(豊橋市牟呂町)において、発掘調査現地説明会を開催します。今年度の発掘調査では、弥生時代後期から古墳時代前期にかけての竪穴建物群と独立棟持柱建物跡が見つかりました。

  1. 日時:令和4年8月6日(土) 10:30~、14:00~(各1時間程度、雨天中止)
  2. 場所:豊橋市牟呂町字境松地内(豊鉄バス外神バス停より徒歩10分程)
  3. 注意事項①:雨天中止の場合は、当日9:00までに豊橋市美術博物館HPでお知らせします。
  4. 注意事項②:会場周辺には駐車場がございませんので、ご来場の際には公共交通機関をご利用ください。路上駐車はご遠慮ください。

詳しくは、下のおしらせ(PDFファイル)をご覧ください。

境松遺跡 現地説明会のおしらせ

牟呂線時刻表(R4年7月現在)

◎8月6日(土)に開催した境松遺跡現地説明会の資料をアップしました。
 下記のリンクからご覧いただけます。(8/23追記)
    現地説明会資料

 地域の礎である伝統行事や民俗芸能等は、新型コロナウイルス感染症の影響により、行事等
の開催が困難になっています。
 文化庁は、このような状況に対して令和3年度補正予算事業「地域の伝統行事等のための伝承事業(公開支援)」において、公開促進のため全国各地の伝統行事等(国指定、未指定を問わず)の保存会などへ技術提供を行うことにより、伝統行事等の公開・活動の継続を支援します。
 なお、相談窓口および事務局は、公益社団法人 全日本郷土芸能協会に設置されています。

  ◎令和3年度補正予算事業
   地域の伝統行事等のための伝承事業(公開支援)(外部サイト)
   ※ご相談の際は、文化財センターへもご連絡お願いいたします。

   

 ナガバノイシモチソウはモウセンゴケ科の一年生食虫植物で、白花と赤花の2種に分類されます。このうち、赤花種については市内の幸公園と豊明市にのみ自生しており、ともに愛知県の天然記念物に指定されています。
 文化財センター では、幸公園内にある自生地の一般公開を下記のとおり開催します。

 と き:8月5日(金) ~ 8月7日(日) 
     午前9時30分 ~ 午前11時30分(小雨決行)
 ところ:幸公園
 講 師:豊橋湿原保護の会
 その他:集合・解散は幸公園の北西隅駐車場
 問合せ:文化財センター(☎56・6060)

 

 

 今年の夏休みも「土偶をつくろう」と「勾玉をつくろう」を開催します。
今回は、感染症拡大防止の対策を行ったうえ、昨年より定員を増やして実施します。
開催日時や会場、申込の方法は以下のとおりです。詳しくは、チラシをご覧ください。

 夏休みの思い出に、土偶・勾玉をつくってみませんか。
 多くのご応募をお待ちしています。

土偶をつくろう
 日 時:8月1日(月)10時~、13時30分~
 定 員:各回15名

勾玉をつくろう
 日 時:8月2日(火)~6日(土) 各日9時40分~、13時30分~
 定 員:各回30名

〇共通事項
 会 場:こども未来館「ココニコ」ものづくり工房
 対 象:小学 4年生以上
 参加料:500円

〇申込方法
 返信先明記の往復はがきに、下記①~③の項目をご記入のうえ、豊橋市文化財センターまでご応募ください。1枚のはがきで4名様までお申し込みできます。
 ①講座名(「土偶をつくろう」もしくは「勾玉をつくろう」)
 ②参加希望日時(第2希望まで)
 ③参加者全員の氏名・年齢、電話番号
 宛  先:〒440-0897 豊橋市松葉町三丁目1 豊橋市文化財センター
 申込期間:「土偶をつくろう」が7月1日~15日(必着)
      「勾玉をつくろう」が7月1日~19日(必着)

   
 令和4年度 土偶をつくろう・勾玉をつくろうチラシ(PDF)

《新型コロナウィルス感染拡大防止対策》
 ① ご参加の皆様は、事前にご自宅で検温し、発熱や体調不良の場合には参加を取り止めていただくようお願いいたします。また、マスクをご準備ください。
 ② 講座中、土偶・勾玉を製作しない付き添いの方は、室外でお待ちください。
 ③ 感染症流行等の状況により、急きょ講座を中止する場合があります。
 ④感染症拡大防止のため、下記の対策を実施します。
  ・使用する器具などは消毒します。 ・室内の換気を徹底します。
  ・担当する職員は事前に検温と手指の消毒を行い、講座中はマスクを着用します。
 ~皆様のご理解とご協力をお願いします~

 吉田城址は令和4年3月30日に豊橋市指定史跡となりました。これを記念し、吉田城址の
みどころや優れた価値を分かりやすくご紹介します。

 ◆日 時: 7月 16 日(土) 12:30 開場、 13:30 開演
 ◆会 場: 豊橋市公会堂(八町通二丁目 22 番地
 ◆定 員: 600 人(先着順、参加無料)
 ◆講 師: 加藤理文 さん(日本城郭協会理事)
       香川元太郎 さん(城郭イラストレーター)
       中川 永(豊橋市文化財センター学芸員)
 ◆その他: 参加された方全員に、公式ガイドブック『歩いて楽しむ吉田城』を無料配布します。

   

 講演会「楽しく知ろう吉田城」ポスター

 葦毛湿原が令和3年 10 月 11 日に国指定天然記念物に指定されたことを記念して、「国指定天然記念物」とは何かを解説し、葦毛湿原の価値について紹介します。

 ◆日 時:7月9日(土) 12:30 開場、 13:30 開演
 ◆会 場:豊橋市公会堂(八町通二丁目 22 番地
 ◆参 加:定員 600 人(先着順)、資料代 100 円
 ◆講 師:田中厚志 さん(文化庁文化財調査官)
      富田啓介 さん(愛知学院大学准教授)
      贄 元洋 (豊橋市文化財センター)

 国内最大級の湧水湿地であり、豊かな種類の植物に恵まれた葦毛湿原は、わが国を代表する文化財として国指定天然記念物になりました。専門家が葦毛湿原の評価ポイントを分かりやすく解説します。また、シンポジウムでは、平成 25 年度から市と豊橋湿原保護の会などのボランティアが取り組んできた大規模 植生 回復作業の歴史をたどり、自然再生や植生回復をどのように行うべきかについて 、未来に向けた意見交換や今後の展望をお伝えします。

   

 葦毛湿原_国指定記念シンポジウムチラシ

  7月7日は「七夕」ですね。
 今年は古多米(民俗資料収蔵室)に来て、家族で七夕かざりを作ってみませんか?
 作品完成後は、美味しいかき氷も楽しめます。

家族でなかよく制作中

〇 と き   令和4年7月2日(土)午前9時半から11時半ごろまで(最終受付:11時)
〇 ところ   民俗資料収蔵室(豊橋市多米町字滝ノ谷34-1-1)
〇 対 象   豊橋市内在住の小学生と家族
〇 定 員   10組(1組5名まで。申し込み順とさせていただきます)
〇 持ち物   はさみ、のり、サインペン・筆など書く道具
       自分でかざりに使いたいもの、子どもは上ぐつ
      ※会場には冷房設備がありませんので、タオルや水筒などをお持ち下さい。
〇体験内容 ・七夕飾りを作る、短冊に願いごとを書く
      ・竹に飾りと短冊をつける
      ・片づけをして、持ち帰る
〇申し込み 6月26日(日)までに豊橋市美術博物館(電話 51-2882)まで
       ・参加される代表者の氏名、電話番号・参加人数をお聞きします。

 

ご参加をお待ちしています!