環壕出土土器

時代/弥生時代後期(約1,800~1,700年前) 種別/弥生土器(壺、高坏、鉢、甕ほか) 所蔵/豊橋市美術博物館 展示/2階第1展示室

環壕出土土器

環壕出土土器

解説

石巻本町の高井遺跡では、弥生時代後期の環濠が発見され、この中からたくさんの土器が出土しました。 弥生時代後期になると、土器は大変多くの種類のものが作られ、さまざまな用途で使われるようになりました。 環濠から出土した土器には、広口壺・長頸壺・直口壺・瓢壺などの各種壺類、大小の甕・高坏・器台・鉢などがあります。壺は最も大きなもので高さが30センチメートルほど、小さなもので5センチメートルほどです。形も口が長く伸びたり、瓢箪の形をしていたり、さまざまなものが作られました。甕は最も大きなもので高さが35センチメートルほど、小さなもので15センチメートルほどです。脚が付いたこの地方独特の形をしています。 土器の種類や形は時代や地域により、それぞれ特徴が異なっていました。

この記事は 2014年02月05日に更新されました。

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