市杵嶋神社古墳出土土器

時期/古墳時代前期(約1700年前) 種別/考古資料-土師器(壺、高坏・鉢・甕など) 所蔵/豊橋市美術博物館 展示/2階第1展示室

市杵嶋神社古墳出土品

市杵嶋神社古墳出土品

解説

市杵嶋神社古墳は主体部の調査を行っていませんが、くびれ部からは土師器の壺や高坏・鉢・甕などが出土しています。 このうち、焼成前や後から底部に穴を開けた、「底部穿孔土器」と呼ばれる壺や台付甕が6点見つかりました。また、口縁部を二重に屈曲させた二重口縁壺が4点あり、中には赤色顔料を表面に塗ったものもあります。これらの特異な土器は、いずれも古墳のマツリに用いられた供献の品です。

この記事は 2014年02月11日に更新されました。

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