公文遺跡大溝出土品
時期/平安時代末~鎌倉時代(約800年前) 種別/陶磁器、土師器、獣骨 所蔵/豊橋市美術博物館 展示/2階第1展示室

公文大溝出土中世陶器
解説
豪族居館の周囲を巡ると考えられる大溝からは、多量の中世陶器をはじめ土師器や白磁、さらに馬を主体とした獣骨が出土しています。 中世陶器には、渥美窯産の碗・小碗・小皿・鉢・甕などがあり、このうち碗や小碗には輪花や灰釉(かいゆう)の漬け掛けのある比較的古い時期のものが見られます。土師器には、甕のほかにロクロ成形で糸切り痕が残る碗や小皿も出土しています。 獣骨には馬と牛があり、馬は14頭分以上あると推測されています。この記事は 2014年02月05日に更新されました。