第1回トリエンナーレ豊橋
第1回トリエンナーレ豊橋 明日の日本画を求めて
THE TRIENNIAL COMPETITION IN TOYOHASHI
SEEKING THE ARTISTS OF TOMORROW
戦後、豊橋を中心とする東三河地方からは多くの優れた日本画家が輩出しました。なかでも独自の表現で日本画の可能性を探求し続けた星野眞吾は傑出した存在として知られています。
このトリエンナーレ豊橋は「後進の画家の支援と育成」を願ってやまなかった星野が、その制作の拠点として生涯の大半を過ごした豊橋市に私財を寄附したことに端を発します。第1回展では創造的な活動を行っている新進作家の発掘・顕彰と美術振興への寄与を目的とし、「明日の日本画を求めて」をテーマに広く全国から作品を募りました。その結果366点もの作品が寄せられ、このうち審査によって入賞作品3点と入選作品62点が選ばれ、展覧を行いました。
大賞(星野眞吾賞)
石野善浩
優秀賞
中神敬子、森 燐
入選
阿部直子、荒井恵子、荒木典子、荒巻大祐、石原正人、猪又由美子、鵜飼樹弘、雲丹亀利彦、大竹司、大村慶司、岡本昌子、尾長良範、小野寺廣幸、柿部晋一、加藤良造、金井二郎、菊地武彦、清河恵美、久保輝秋、栗原由子、小嶋康弘、小林努、近藤照代、齋正機、櫻井律子、志田展哉、島幸恵、清水睦美、白井亮、新恵美佐子、末包恭子、菅原健彦、曽根田明子、高田泉、竹内啓、田島周吾、田中浩一、田中恒光、玉本誠、千々岩修、千葉照子、塚本裕子、土屋範人、永井学、中村美知生、根間智子、野村泰久、林孝二、原誠二、平野彰、福永照久、藤岡雅人、藤本武志、丸山峰子、安井兵太、山口百子、山谷純子、吉岡順一、吉田暁子、吉村豊太郎、米田昌功、若狭悌尚
審査員
針生一郎(美術評論家)
菊屋吉生(山口大学助教授)
野地耕一郎(練馬区立美術館学芸員)
八百山登(福井県立美術館総括学芸員)
吉田俊英(名古屋市美術館学芸係長)
展覧会
展覧会期/平成11年11月11日[木]~12月12日[日]<入場無料>
この記事は 2014年02月16日に更新されました。