新年を迎えた1月7日(土)、民俗資料収蔵室で『古多米で「くど・うす」体験をしよう』を開催しました。
この日は、広報とよはしの募集で参加した27名に加え、多米校区市民館へ募集した参加者もあり、地元の自治会のお手伝いの皆さんなども合わせると、120名を超える大賑わいのイベントになりました。
「くど」体験と「うす」体験の2グループに分かれて活動が始まりました。写真は、親子で石臼を回し、大豆をすりつぶしている「うす」体験です。回した石臼の間からきな粉が出てくるのを見て、喜びの声を上げていました。
「くど」体験は、昔ながらの「くど」を使って、お湯を沸かします。本来ならば、全員が竹の筒に息を吹きかけて火の調節をしますが、今年の体験は希望者のみとなりました。
続いて「餅つき」体験へ。小さな子や女の子は大人がサポートします。
「ここ、真ん中狙って!」とアドバイスをもらいながら真剣についていました。しかし、杵が想像以上に重いので、なかなか狙い通りにはいきません。餅つきの楽しさと難しさを体験しました。
餅つきが終わると、いよいよお餅をいただきます。自分たちがひいたきな粉をかけたつき立てのお餅の味は格別です。きな粉のほか、あんこや大根おろしなどもあり、お餅に好きなものをのせて、親子でつきたてのお餅を味わいました。
皆さんのご協力により、とても楽しい一日となりました。ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。