吉田城址で、池田輝政期の石垣が新たに発見されました!

最終更新日2020年12月02日


豊橋市美術博物館(文化財センター)では、
吉田城址の保存と活用に向けた調査を継続して行っています。

令和2年度には、「石垣・土塁カルテ」の作成を進め、
石垣の三次元測量や、現存遺構の損傷等の状況把握を目的とした調査を行っています。

この調査のため、石垣に積もった落ち葉や腐葉土を取り除くなどの清掃を行いました。
石垣の清掃後に詳細な検討を進めた結果、
吉田城址では最古級と考えられる池田輝政期の石垣が残されていることを確認しました。

●今回のポイント
①池田輝政期(1590~1600)に、複数の高石垣が築かれていたことが判明
 -当時の最先端技術で築かれた「高石垣」が用いられていた。
②場所により、石材の使い分けを行っていたことが判明
 -今回発見された石垣では小さな石材を利用しています。

詳細については、下記リンクの資料をご覧ください。

吉田城址で、池田輝政期の石垣が新たに発見されました(PDF 736KB)

 

   

 

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