牛川洞穴遺跡
所在地/豊橋市牛川町字字乗小路
種別/埋蔵文化財包蔵地
現況/滅失

牛川洞穴遺跡
解説
牛川洞穴遺跡は、昭和32年(1957)に石灰岩の採掘中に人骨とされる化石骨が発見された場所で、調査後は採掘により遺跡は滅失しています。
最初に発見された人骨とされる化石骨(牛川第1人骨)は、フィッシャーと呼ばれる岩の裂け目の中からニホンザル・イタチ・タヌキなど多数の動物骨と共に出土しています。この化石骨は、フッ素含有量の測定結果と絶滅した動物(トガリネズミの一種)から得られた年代から、更新世後期(約10万年前)のものと想定されました。
その後、昭和34年にも同じ鉱山で化石骨(牛川第2人骨と命名)が採集されています。
考古資料
この記事は 2014年02月04日に更新されました。