グリフィス&パトリシア・ウェイコレクション「近代の京都画壇展」
シアトル美術館からの里帰り
グリフィス&パトリシア・ウェイコレクション
近代の京都画壇展
ウェイコレクション はアメリカ・シアトル在住のグリフィス&パトリシア・ウェイ夫妻によって収集された近代日本画の貴重なコレクションです。終戦直後に国際弁護士として日本に滞在したグリフィス・ウェイ氏は、夫人とともに日本の伝統的な技法で描かれた絵画に魅せられ、以来日本画の収集に力を注いでこられました。
コレクションは現在シアトル美術館に寄託されており、そのほとんどが近代京都画壇の日本画です。本展では、塩川文麟、森寛斎、幸野楳嶺、岸竹堂など草創期の画家をはじめ、竹内栖鳳、菊池芳文、都路華香、上村松園、橋本関雪、西村五雲といった明治から大正、昭和にかけて活躍した画家38人の作品80点を紹介します。とりわけ都路華香の作品はウェイ氏が特に好んだことからコレクションの中核をなすものとなっています。このコレクションは日本初公開となります。
この展覧会はフリーマン財団、E・ローズ/レオナ・B・カーペンター財団、ブレイクモア財団の協賛のもとに、シアトル美術館が組織したものです。
This exhibition was organized by the Seattle Art Museum with generous support from the Freeman Foundation,the E.Rhodes and Leona B.Carpenter Foundation,and the Blakemore Foundation.
2002年1月25日(金)~2月24日(日)
開館時間/午前9時~午後5時(ただし、初日は開場式開催のため一般の方の観覧は正午からとなります。)
休館日/月曜日(ただし、2月11日(月・祝)は開館し、翌2月12日(火)は休館)
観覧料/一般・大学生:800(600)円、小・中・高生:400(300)円
*( )内は20名以上の団体及び前売料金
主催/豊橋市美術博物館・シアトル美術館・中日新聞社
記念講演会
《聴講無料》
演題/「絵をみる愉しみ―京都の近代日本画 ウェイコレクションを中心に―」
講師/今井 淳 氏(京都芸術大学美術学部非常勤講師)
日時/1月26日(土) 午後2時~
会場/豊橋市美術博物館 講義室
ギャラリートーク
《入場券が必要です》
日時/2月2日(土)・13日(水) 各日午後2時~
講師/当館学芸員
この記事は 2014年02月24日に更新されました。