東海道宿駅設置400年記念「歴史の道~東海道」展
東海道五十三次の宿場が慶長六年(1601年)に設置されてから400年を迎えます。東海道五十三次は、幕府のある江戸と京・大阪を結ぶ街道で、 将軍や 公家・幕府役人から、参勤交代の大名行列・御茶壺道中・朝鮮通信使、さらには商人や伊勢参り等社寺参詣の庶民に至るまで幅広い階層の人々が行き交う江戸時 代のメインストリートでした。各宿場町は上がり下りの旅人で賑わい、その地域の中心的役割を担い、特色ある文化を生み出しました。
街道には関所・問屋場・本陣・脇本陣・旅籠屋・茶屋・一里塚・松並木など各種の施設が整備され、旅人の交通の便をはかる一方で規制を行ってきました、ま た、現代のガイドブックにあたる道中記をはじめ、街道の風物を描いた屏風・絵巻物・名所図会・浮世絵などが、当時の人々を旅へと誘いました。
この展覧会では、江戸時代の東海道五十三次の姿を屏風・浮世絵・絵図等で紹介するとともに、古文書や旅の道具などによって当時の旅の風俗や各宿場の様子など展示・紹介いたします。
平成13年4月28日(土)~5月27日(日)
開館時間/午前9時~午後5時(月曜日休館)ただし、30日(月)は祝日開館、翌5月1日休館
入場料/一般・大学生800(600)円、小・中・高生400(300)円
*( ) 内前売り、または20名以上の団体料金
主催/豊橋市美術博物館・中日新聞社
関連イベントのご案内
記念講演会
会場=豊橋市美術博物館講義室(入場無料)
4月29日(日)午後1時30分~
「東海道浮世絵と広重」
酒井信夫氏(日本浮世絵博物館館長)
5月6日(日)午後1時30分~
「東海道を歩く」
秋山民野氏(東海道ネットワークの会事務局長)
シンポジウム
会場=豊橋市役所13階講堂(入場無料)
5月19日(土)午後1時30分~4時30分
基調講演
「東海道の設立とその意義」 林英夫氏(立教大学名誉教授)
コーディネーター
渡辺和敏氏(愛知大学教授・本展監修)
パネラー
林英夫氏(立教大学名誉教授)
山本光正氏(国立歴史民俗博物館助教授)
柴 桂子氏(桂文庫主宰)
大林淳男氏(豊橋創造大学短期大学部講師)
歴史の道ふれあい散策
5月3日(木・祝)午後1時30分~4時
東海道「吉田宿」散策(定員40名)
5月12日(土)午前9時30分~午後3時
姫街道「嵩山宿」~「三ヶ日宿」散策(定員37名)
5月20日(日)午後1時30分~4時
東海道「二川宿」散策(定員40名)
*いずれも学芸員の案内と説明、参加料無料(ただし、保険料が必要です)
*いずれも4月24日(火)から先着順で受付
展示説明会
4月28日(土)/5月5日(土・祝)/5月13日(日)/5月26日(土)
各日とも午後2時~
*いずれも学芸員の説明(入場料が必要です)
この記事は 2014年02月24日に更新されました。