北澤美術館所蔵アール・ヌーヴォー ガラス名品展
GLASS OF ART NOUVEAU
2002年8月10日(土)~9月22日(日)
開館時間/午前9時~午後5時(月曜日休館)
*9月16日(月・祝)は開館し、翌17日(火)は休館
*9月14日(土)は「炎の祭典」開催のため、駐車場が利用できません。ご来館の際は公共交通機関をご利用ください。
主催/豊橋市美術博物館・毎日新聞社
協力/財団法人北澤美術館
展示協力/深雪アートフラワー・飯田倫子
フランス語で「新しい芸術」を意味するアール・ヌーヴォーは、1890年頃からヨーロッパ各地で同時発生的に起こった装飾デザインの革新運動です。自由奔 放に流れる曲線美を多用したそのスタイルはヨーロッパからアメリカまで急速に広まり、20世紀初頭に一世を風靡しました。
エミール・ガレや ドー ム兄弟などアール・ヌーヴォーを代表する巨匠が手がけた名品の数々は、今では再現不可能な職人技術を駆使してつくられたものとして知られています。その豊 かな色彩と緻密な自然観察をもとにした草木虫魚の表現は本展のみどころですが、幾何学的な要素を加味したアール・デコ様式のガラスもあわせて展示し、 1870年代から1930年代までのフランス・ガラス工芸の神髄を紹介いたします。
本展はアール・ヌーヴォーのガラス・コレクションで世界一の 質・量を誇る北澤美術館から厳選された約150点を紹介するものです。諏訪北澤美術館と清里北澤美術館に分散されている作品群が一堂に会することは今回が はじめての機会となります。19世紀末からわずか20数年間の短い期間に花開き、消えていったアール・ヌーヴォーのガラス工芸を通して、ベル・エポックの 古き良き時代の余韻をお楽しみいただきます。
入場料
一般・大学生800円(600円)
小・中・高生 400円(300円)
*()内前売りまたは20人以上の団体料金
*豊橋市敬老バッジ・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は、無料でご入場いただけます
記念講演会
演題/エミール・ガレと高島北海の出会い ~アール・ヌーヴォーと日本美術~
講師/鈴木潔氏(北澤美術館学芸部長)
日時/8月10日(土)14:00~
会場/豊橋市美術博物館1F講義室(入場無料)
特別ギャラリー・トーク
講師/鈴木潔氏(北澤美術館学芸部長)
日時/ 8月10日(土)11:00~
8月24日(土)11:00~/14:00~
9月22日(日)14:00~
*展示室で行うため入場券が必要です
この記事は 2014年02月24日に更新されました。