葦毛湿原(いもうしつげん)は、豊橋市を代表する文化財 (天然記念物) であり、市民に広く親しまれています。令和3年6月18日に国の天然記念物に指定するよう国の文化審議会 (会長:佐藤 信) より文部科学大臣へ答申がありました。今秋にも官報告示され、国の天然記念物となる予定です。
今回の指定により、市内の国指定文化財は23件(うち天然記念物は2件)となります。
【国指定の理由】
葦毛湿原は国内最大規模の湧水湿地であり、東海丘陵要素植物、暖地系植物、寒地系植物、大陸系遺存植物といった様々な植物群が混在して生育する点において、生態学的、植物地理学的に価値が高いです。また、植生回復作業を実施するなど、湿原の保全を継続的に図っており、葦毛湿原の保全に対する地元の意識が極めて高いことも評価されました。
★詳しくはこちらをチェック! 葦毛通信 No.111
(6月30日追記)
今回の国指定答申を記念し、現地観察会を下記の日程で開催します。
【 葦毛湿原 指定答申記念 現地観察会 】
開催日時:7月18日 (日) 10時〜、13時30分〜
◎指定答申を記念し、葦毛湿原の現地観察会を開催します
http://www.toyohashi-bihaku.jp/?p=14152